比較的近い時代の有名な曲にプロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」がありますが、カバレフスキーのこの曲も有名になってほしい作品。カバレフスキーは子供向け作品のイメージが強いのか、いまいち日本で演奏されることが少ないですが、実は美しいメロディの作り手なのです。ロシア民謡を元にしたロシア風味の作品ももちろんですが、現代的な雰囲気の作品にも美しく抒情的な性格が潜んでいます。
ほかに収められているリヴォフのヴァイオリン協奏曲ですが、リヴォフはロシア人作曲家あるあるの本職は軍人です。ロシア正教の教会音楽やオペラも作曲している、ヴァイオリンの名手です。
グラズノフの第9番交響曲はピアノスケッチのみの未完だったのを、指揮者・作曲家ガヴリール・ユージン(ピアニスト、マリヤ・ユージナのいとこ)が完成させました(オーケストレーション)。
OCD147 A RUSSIAN CONCERT NO.2 |
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