ドイツ生まれの作曲家ヒンデミットの代表作に挙げられる「画家マティス」。ドイツの画家マティアス・グリューネヴァルトの祭壇画に想を得て作曲されました。
えーと、フランスの画家マチスと勘違いしていたのは私だけですか。
さて、第1楽章は「天使の合奏」第2楽章は「埋葬」第3楽章は「聖アントニウスの誘惑」だそうですが、絵と曲が私のイメージでは結びつかないのですが。天使は絵よりガタイが良さそうに聴こえるし、埋葬はしているかもしれませんが、聖アントニウスの誘惑は次々と襲い掛かってくる感じはありますが、打ち勝つイメージがあまりありません。
それよりも同じCDに収められている「気高い幻想」がアッシジの聖フランチェスコを題材としたものだそうですが、美しいメロディ、覚えやすい構造、パッサカリアの偏執的なメロディーの繰り返し、人気のある曲だというのも頷けます。
他に収められている「ウェーバーの主題による交響的変容」も第1曲目の特徴的なジプシー風メロディが印象的です。
NAXOS 8.553078 |
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