ニコラス・アンジェリックの音の絵。Op.39-5に絞った感想です。
憂鬱な雨の日を思わせるような始まり。メロディ最初のEsの音を華々しく聴かせないけれど、2度目のテーマではすっくと立ちあがるような気分の変化を見せてくれます。18小節目からは左手がじわじわと盛り上げていきます。
中間部はゆっくりと憂鬱に、ふっくらとした情感でですが、テンポプリモは意外と走るように泡立てるように聴かせてくれます。
コーダは再びゆったりとしたテンポで、たっぷりと聴かせてくれます。
(演奏時間5'16)
追記:今年4月18日に亡くなったのですね。まだ若いのに残念です。
HMN 911547 Rachmaninov Etudes-Tableaux op.33 & op.39 Nicholas Angelich |
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