ミヒャエル・プレトリウスの舞曲集。16世紀末から17世紀初頭にかけて活躍したドイツの音楽家です。多作家でしたが彼の現存する作品の唯一の世俗音楽だそうです。
バレエ音楽あり、ガイヤルド、ブランル、ブレー、パヴァーヌ、クーラント、ヴォルタなどなど。舞曲だけあって、体が自然に動きたくなるような音楽です。歌も数曲入っています。ヨーロッパの中世あたりを舞台にした歴史ドラマが好きなのですが、宮廷の舞踏会シーンでこのような音楽が流れて、女性はエリマキトカゲみたいなのが付いたドレス、男性はタイツ姿だったりで、しずしずと踊っているのが目に浮かびます。古楽器の穏やかな音色も癒されます。
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