メトネルとラフマニノフの2台ピアノ曲をアレクセーエフとデミジェンコの演奏で。メトネルはKnight Errant op.58-2 とRussian round-dance op.58-1、ラフマニノフは組曲2番、ロシアンラプソディ、交響的舞曲。
重量感がすごいです。組曲2番や交響的舞曲はアルゲリッチとラビノヴィッチの演奏と比べて、違いが顕著です。一方がもう片方を引っ張るのではなく、がぶっと四つに組んで、じりじりとあまり動かないと思いきや、急に大きく動いて迫力満点だったり。交響的舞曲は燕尾服姿の男性二人がリフトをしたりして抱き合って踊っている姿が目に浮かびました。(ワルツにはリフトはありませんね)
骨太な演奏です。隅々まできっちりと行き届いた端正な演奏。スケールは大きく、音は硬めでクリアで美しい。二人ともバシキーロフ先生門下で、ゴリデンヴェイゼル先生の孫弟子なのです。息もぴったり。おすすめの演奏です。
Hyperion CDA66654 Medtner & Rchmaninov Music for two pianos |
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