2022年6月11日土曜日

ラフマニノフ 練習曲集「音の絵」 ジョン・オグドン

 ジョン・オグドンの音の絵。Op.39-5に絞った感想です。

ブルドーザーで全部かき集めて押してくる凄まじさ。最後まで衰えない勢いとパワーに圧倒されました。最後のコーダでさえ、すっかり静まらりきらないうちに終わる感じです。写真で見ると、けっこうな体格の方で、さもありなん。みなぎる力、湧き上がる情熱、沸々とたぎるような音量。憂鬱さとかロシア的な情感とか、そんなんいらんわ、革命だ!といっているような演奏でした。(演奏時間4'15)

456 916-2
Rachmaninov Etudes-Tableaux op.33 op.39   John Ogdon


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