2022年3月12日土曜日

ラレードの音の絵 ラフマニノフ練習曲集

ルース・ラレードの音の絵。Op.39-5に絞った感想です。

どういうわけか3連打があると走りたくなるのか、ダダダと3連打しながら速く駆けていくタイプの演奏ですね。おまけに9小節目あたりの右手3連符のペダルぶつ切りにはびっくりしてしまった。18小節目からの3小節、盛り上げていくところが、小説ごとにぶつ切り。

中間部も感情なんてありません的なあっさり駆け足。ちょちょ、待ってーと止めたくなるような猪突猛進。技術的には素晴らしいんでしょうね。ラフマニノフの全曲録音したそうですので、難なく弾いている感じ。でもなー、って話ですよ。

ともかく最初から最後まで3連符の連打の強調がすごすぎて絶句。それにしても演奏時間4分26って! 速すぎるよ!(演奏時間4'26)

SMK 48472
Rachmaninov Etudes-Tableaux Op.33 Op.39  Ruth Laredo


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