マリエッタ・ペトコヴァの音の絵。Op.39-5に絞った感想です。
パワフルだけど、それだけではなく、すっきりと整理された印象。18小節目からの上昇部分がぎこちなく感じてちょっと残念な気持ちです。中間部の分散和音の弾き方でこんなにも印象が違うものなのだと気づかされました。分散和音があまりゆらゆらしすぎない、熱量を持っていないクールな感じです。これだけで中間部の印象がかなり落ち着いたクールな感じになりますね。テンポプリモ前の和音連打が、ノーペダルの部分があって、一瞬聴いていて戸惑いを感じるくらいの違和感。ロシア的な情感はないような気がします。
(演奏時間4'54)
DRC 3026 Rachmaninov Etudes-Tableaux op.33 & op.39 Marietta Petkova |
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