ピアソラのタンゴ集。数十年前、流行りましたね。CMで流れたリベルタンゴ、その後もしばらく、ちょくちょく耳にしました。素敵な曲ですもんね。
黒猫のタンゴとラ・クンパルシータしか知らずに育ったので、初めてリベルタンゴを耳にしたときの衝撃ときたら! これがホットなタンゴなのかと魅了されました。しかもリベルタンゴの旋律は耳に残りますよね。街中でもあちこちでかかっていたし。
このアルバムに収められている曲はどれも素敵です。ブエノスアイレスなんて行ったこともないけど、勝手に頭の中でお洒落なセクシーな男女が踊っている光景を妄想したり。タンゴの原型はイベリア半島でスペイン帝国の植民地政策と共に南米に渡っていった説。(wiki参照) そして下級階級のダンスだったのが、パリへ渡ってイメージが変わり、ブエノスアイレスの上流階級にも及んでいったと。(CD解説参照)
サラバンドと対照的ですね。新大陸の植民地の踊りがスペインへもたらされて、速いテンポで卑猥で禁止されていたのが人気を博してフランスへと広がってゆったりしたテンポになって宮廷で流行したと。
男女で組んでダンスなんて、日本の文化からは程遠い気がしますし、実際、私の人生とは何の関わりもなく、この先もおそらくそうだと思いますが、タンゴもワルツも聴くのは大好きです。
SRCR 1954 |
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