Gregorian Chant / Choir of the Monks of the Abbey of Saint-Pierre de Solesmes
クリスマス日中のミサ、死者のためのミサ、復活祭のミサ、聖霊降誕の大祝日のミサ等々の聖歌が抜粋で入っています。
グレゴリオ聖歌は音程の高低は指定されても、絶対音の指定はないので、歌い手に合わせてキーを下げるのだそうです。
死者のためのミサのDies Iraeを比べても、前に聴いたDeller Consortの歌はGで始めていて、力強い感じで歌っていますが、このCDはもう少し高くB始まりで柔らかく歌っています。やはり歌い手が違うとずいぶん違って聴こえるものなのですね。
聖歌のリズムも音の長さも解釈に様々な説があり、これと決まったリズムがあるわけでもないそうです。このCDのソレーム修道院は聖歌の唱法の一つソレーム唱法の本場だそうです。
CDの冒頭にこのソレーム修道院の鐘の音が収録されているのも素敵ですね。
KICC 8500 |
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