ファーガストンプソンの音の絵。Op.39-5に絞った感想です。
冒頭低音部の和音はガチャガチャしていないし、イケイケな感じもなく、好感度高いです。この部分をすっきり聴かせるのは難しいですよね。主題を丁寧に歌い上げる感じです。各小節の和声をしっかり聴かせてくれるような演奏で、ともすれば次へ次へと進む原動力が少ない感じがしますが、曲全体の時間配分がバランスよくまとまっているような感じです。
ロシア臭は少ない気がします。
またしても勝手な分類ですが、5段階評価でパワフル度3、重量感3、精密度5、濃さ3、ロシア度1というところでしょうか。(演奏時間5'45)
CRCB-133 Rachmaninov Etudes-Tableaux Op.33 Op.39 Gordon Fergus-Thompson |
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