ハワードシェリーの音の絵全集。Op.39-5に絞った感想です。
冒頭の伴奏3連符、ちょっと音大きめかなと思いますが、がしがしと進んでいくタイプの演奏で、2度目の主題メゾフォルテ指定ですが、結構鳴らしてきます。中間部はあまり内声を出さないタイプ。テンポプリモからクライマックスのフォルティシシモまで、ぐいぐいガンガンと進んできます。若い演奏ですね。情熱のままに進むというか。コーダは静けさの中にまだ熱を持っている感じで、最後のmorendoが消え入る感じでないところが、若くていいと思います。
若い若いと書きましたが、見たらレコーディング時33歳。若い?ですよね。
勝手な分類ですが、5段階評価でパワフル度4、重量感3、精密度5、濃さ3、ロシア度3というところでしょうか。(演奏時間4'52)
Hyperion CDA66091 Rachmaninov Etudes-Tableaux Op.33 Op.39 Howard Shelley |
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